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Dear JULIE・・・


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 フランスの名優、ジャン・ギャバンが 生前、ドヌール

勲章を受章された時、「まさか、胸にぶら下げて映画に

出る訳にはいかないが、自分の商売を長く続けて 飽き

がこなかった。根気が良かったのでしょうね。」と言った

そうです。これは 私の好きな言葉の一つなのです。

男というものは、自分の仕事に対して、少しでも高い水準

を求め、それを維持しようとすると闘争心が必要です。

そこから人間としての、成長も得られます。その点で、私は

沢田研二さんを一人の男として、高く評価しています。

初めて、あなたの声を聴いたのは、確か十二~三年前、

タイガース時代の『花の首飾り』でした。その後、ソロシンガ

ーに転身して、五二年には『勝手にしやがれ』で、名実共に

頂点を極めました。その後も、一曲一曲に工夫をこらして、

ファンの支持を得るために努力している。私は現役を引退

しましたが、あなたは一年でも長く私達を楽しませて下さい。

  沢田研○様
       
           野村 克也 (元・西武ライオンズ捕手)

*****

 この方は色んなことを、よくご存知なのですね。〝長く続

けて飽きがこなかった。根気が良かったのでしょうね。〟

この言葉はいいね。また、フランス人らしい表現ですね。

野村克也さんの出された本を読んでいたのですが、その中

で、〝私はクビになるまで使ってもらえなくなるまでやって

みたい。それだけ野球というのは、奥の深い凄いもんだと

思う〟と 言われまして、なんでもそうだと思うんだけど。例

えば、一時、芸能界っていう、こういう世界は男一生の仕事

じゃないとか言っている人も多かったし、実際そう思っている

人も、今も多いと思うんだけど、どういう仕事でも誇りを持つ

ということ。それからまた、その仕事の中で、自分自身の水

準を高めようとするっていうか、少しでも前、少しでも上、振り

かえることなく 全身あるのみっていう、こういう気分っていう

のは僕は好きだね。出来る 出来ないっていうのは結果で

あって、ある程度しょうがないことだとは思うんだけれども、

そういう気持ちで ズーッとやってゆきたいと思うし、そういう

意味では どうして野村さん、辞めちゃったんですか! 

本当にもぅ……〝一人の男として、高く評価しています。〟

年長の方から、こういう具合に言われますと、なんか自分で

は子供のつもりですから、「はぁー そうですか、どうも…。」

と 恐縮してしまいそうです。タイガースの時代の『花の首飾

り』は僕、コーラスだけしか していなかったのですが、コーラ

スの声を聴いてくださったのでしょうか。(笑) 余計なこと、

考えたりして。でも52年には『勝手にしやがれ』。 色んな事

知っていらっしゃるのですね。年表を調べて書いて下さった

のかね?って 感じもありますけれども。しかし、〝名実共に

頂点を極めた〟 しかし、僕は頂点を極めたという言葉は、

嫌いですよ、野村さん!まだまだ、頂点はまだまだ、この先

にあると思いたい!そうでそう? 男なら! なんて…いや、

そんなことでございまして……僕はそんな気持ちでがんばっ

てみたいというね。間違ってませんよねぇ………野村さん!

                             *****

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